2014年8月21日木曜日

【ギター】「Fコード」の弾き方【初心者よ、越えろFの壁!】

親戚の少年が「F」の弾き方を教えてほしいということで
久しぶりにギターを触りました。

ギター初心者が超えるべき「Fコード」の壁というものがあります。
「F」が弾けないという理由で挫折する初心者も少なからずいるでしょう。

簡単に「Fコード」が弾けるようになるコツを伝授しておきましょう!


実は、「F」は1フレット目にバレーコードを作るのですが、
ギターの1フレット目は実は硬いので、
コツをつかむまでは、5フレット目でやってみましょう。
(いわゆる「A」です。)←このあたりは初心者はわからなくても大丈夫です。



まず、図のように



ギターネックの真ん中あたりに
(端っこではだめです。)
親指の第一関節を置きます。
(力を入れるのは親指の第一関節です。)



まず、練習では人差し指と中指の二本指でバレーコードの音を鳴らせるようにします。
コツは、フレットのすぐ近くに指を置いてください。
(フレットとフレットの真ん中では音は鳴りません、フレットのすぐ真横というか真上と言ってもいいです。)

人差し指の側面に力を入れてください。(あくまで側面です。)
この2本の指は、まっすぐ伸ばしてください。
(曲げてはいけません。まっすぐです。)
先ほどの親指の第一関節と、人差し指の第二関節で、
ぐっとギターを挟んでみてください。


それで、すべての弦が鳴りますか?
鳴ればその力の入れ方でバレーコードはOKです。
後は、何度も繰り返し鳴らせるように練習しましょう。

そして、
5フレットから1フレットに指を置く位置を変更して、
鳴らせるようにしましょう。

それができるようになったら、
2本の指で鳴らしていたものを、
人差し指1本で鳴らしてみましょう。

1フレット目で、人差し指1本で、
6本すべての弦の音が出せるようになったら
バレーコードの力の入れ方はマスターできています。


その後は、「F」を弾く前にまず「Fm」を弾いてみましょう。
5弦と4弦の3フレット目に薬指と小指を置いてみましょうそれが「Fm」です。
6弦とも音が鳴るまで何度も弾いてみましょう。


「Fm」が出来るようになったら、
いよいよ難しいと評判の「F」に挑戦しましょう。
と言っても「Fm」が弾けるようになっていれば、
あとは3弦の2フレットに中指をおろすだけです。

どうですか?
思ったよりもあっさりと「F」が弾けるようになったでしょう。

後は、ひたすら練習あるのみ。
がんばれギターキッズ!



一応、チューニングのこともメモ程度に載せておきます。

弦は上から(6弦→1弦)
E
A
D
G
B
E
の順番です。

チューニングを合わせるときは、必ず弦を少し緩めてから締めて音を合わせましょう。
(ペグを緩めて合わせると弾いている途中でチューニングの狂いやすくなります。)

隣あった弦でチューニングしていきます。最初に調整した5弦はいじらない。
①5弦・・・・・・・・・音叉の音と5弦の開放音を鳴らして合わせます。(Aです。440Hzです。)
②4弦・・・・・・・・・5弦5フレットと4弦の開放音を合わせます。
③3弦・・・・・・・・・4弦5フレットと3弦の開放音を合わせます。
④2弦・・・・・・・・・3弦4フレットと2弦の開放音をあわせます。5ではなく4フレットを押さえます。
⑤1弦・・・・・・・・・2弦の5フレットと1弦の開放音を合わせます。
⑥6弦・・・・・・・・・5弦の5フレットと6弦の開放弦を合わせます。

<上級者になったら>
ハーモニックスチューニング
(フレット上で弦に軽く触れ、ピッキングすると同時に指を離す。「ポーン」という音がします。)
5弦の5フレット=4弦の7フレット
4弦の5フレット=3弦の7フレット
6弦の5フレット=5弦の7フレット
6弦の7フレット=2弦の開放
2弦の5フレット=1弦の7フレット、という順に合わせていきます。


ちなみに、ドレミファ・・・というのはイタリア式の表記。
英語式ではCDEFGABとなる。
日本語式はハニホヘトイロとなります。

つまり、

ド=C=ハ  
レ=D=ニ  
ミ=E=ホ  
ファ=F=ヘ
ソ=G=ト  
ラ=A=イ  
シ=B=ロ
です。


上手くなるとね
欲しくなるんですね。
 ↓



フェンダー ストラトキャスター




ギブソン レスポール




ギブソン SG