【ざっくり】日本の歴史を学び直す【大政奉還まで】の補足ページ

【ざっくり】日本の歴史を学び直す【大政奉還まで】の補足ページです。
個人的にちょっぴり興味深かった歴史の補足をしています!

※1
<日本の建国>
紀元前660年を王朝の起点としています、
神武天皇が奈良に移住して、ようやく落ち着いたので、
ささやかな正月のお祝いをしたました。それが当時のお正月
現代でいう旧正月であり、日本の建国の日とされる日です。


※2
<首都とは?>
794年に桓武天皇によって平安京への遷都が行われて以来、
現在に至るまで、遷都に関する宣言は出されていない。
また大日本帝国憲法を始めとした旧法令や日本国憲法を始めとした
現行法令のいずれにおいても、
「日本の都が何処であるか」という点については謳われていない。
「首都」についての直接的な表現を用いて定めるものはない。
なので、正式に「東京」が首都である旨の正式な法令は何一つありません。


※3
<皇室は、南朝が正統なのか北朝が正統なのか?>
南北朝問題が解決した当初正統は北朝でした。
ところが、江戸時代になり、水戸藩主の徳川光圀は
南朝こそが正統と考えました。
その当時は、南朝正統論にあまり力はありませんでした。
しかし、この水戸学は次第に大きな影響を持ち
維新後の世論は南朝正統論が台頭して来ます。
明治末期の当時、南朝正統論に世論は過激に傾いていきました。
世論を変えることはできず、帝国議会までもが紛糾します。
事態を憂慮した明治天皇はついに1911年、
「南朝を正統とする」旨を決定しました。
しかし、明治天皇は北朝の血統ですので内心は、
「皇統は北朝」であると思われたはずです。

※4
<大政奉還の行われた場所>
徳川慶喜の大政奉還は二条城で行われた。
奇しくも、徳川家康の将軍宣下に伴う賀儀が行われた場所でもありました。
つまり、二条城は江戸幕府の始まりと終焉の場所でもある。

歴史って面白いですね~。